2/4 おとなの掟

おとな二人の日帰り小旅行第二弾。美味しいもの食べて温泉入りに行くついでにサゴシを釣る、それが僕たちのルール。無駄にカテゴリーも新設しました。先々週の片道350kmはちょっとしんどかったのでちょっと減らして片道300km。無理は禁物、心はこどもでもおとなな体は正直です。

出発は12時前。僕は仕事が終わるのが遅いので比較的早く帰れるうえじゅんさんに出発までの間仮眠してもらい、行きの運転を担当していただき僕は助手席で惰眠を貪るスタイル。実際にはあまり仮眠できなかったうえじゅんさんが眠気に耐えられず到着目前のSAに立ち寄り運転交代してほしいオーラを振りまいていたようですが、僕は持ち前の空気の読めなさを遺憾なく発揮し、というかよく覚えてないですがいっしょに仲良く寝ていた気がします。

現地着、午前5時。血で血を洗うような場所取りもなく、呑んだことないけど息を呑むような美しい夜明けとともに竿を振り回す僕達。ワインドで雑なやり取り目前2バラシの後、フォールで

結果1匹。いい人で5匹くらい?平均1〜2匹くらいの釣れ具合でした。時合は小一時間もなかったかな?11時前撤収。

まあ、普通。現在糖質制限ダイエット中の僕があえてその禁を破る価値のあるものではないという評価。

「〜がお買い得となっておりまぁす!」が店員の間でリピートされるユニクロみたいな釣具店を視察。なんとか細胞はありまぁす!都会から来た意識高い系の店長が地元の店員を振り回している(と想像する)様子に意識低くほくそ笑む。

今世間を賑わす(個人の感想です)この地域限定の新型コンビニ「ローソン+ポプラ」。レジ待ちの際手にしたカロリーコントロールアイスの溶け具合を懸念しながら前の人のポプ弁注文風景を眺めていとおかし。

何が抜けるのか知りませんが抜けるような青い空と海のコントラストと雪を冠した大山に穢れた心が洗い流されるほど世の中は甘くはないし、それ以前に僕の心はさして穢れてはいない、いやむしろ穢れていないことが問題なのではないかと考えてみたりもしますが、大山が美しいことだけは否定しようもない事実です。

道すがら見つけた「中古車のアウトレット」について、中古車なのにアウトレットとはこれ如何に、その定義についてうえじゅんさんと熱く議論を戦わせつつ数十分の意識混濁を経て重要有形文化財。

「観光客のわりに駐車場の車が多いね。」

「みんな自殺したんちゃう?」

「なるほど。」

「で、月に1回位業者が車を回収に来てさっきの中古車のアウトレットに並ぶねん。」

「なるほど。」

夕方サゴシポイントはうえじゅんさんの野生の勘にその身を委ねます。小一時間の意識消失を経て竿を振ること約2時間。隣のヤリイカ夫婦(人間)にコーヒーをいただき中海に沈みゆく夕陽の圧倒的な美しさを眺めていると自分が抱えている悩みなんてちっぽけでどうでもよくなってしまうほど僕は素直な人間ではありませんがまあ美しい夕陽ではありました。ボウズでしたけど。

疲れきったおっさん二人の身も心も綺麗に洗い流しておくれ、可もなく不可もない日帰り温泉。「可もなく不可もない」という価値。

特上ロースと特上カルビの見分けがつかない焼肉、総合的に可若干あり不可相当あり。

糖質制限ダイエット中の僕があえてその禁を破る価値が十二分にあると確信する雪苺娘、しかも2個。

時々起きては意味のわからないことを呟くうえじゅんさんを横目に約4時間、大好きな夜の高速道路、何一つ答えの出ない思索の時。途中二度のSA休憩を経て1時半前着。

同じ日本海側でも京都や福井にはない何か開放感のようなものを感じます。平野部が広く山が背後に迫る圧迫感みたいなものがないからでしょうか。。慣れてきたので釣れていて時間があるときには普通に候補に加えたいと思います。

僕の唯一の楽しみです。